2011年03月11日

転勤前の動き

現在、おそらく国連組織のどこでも同じだと思うのですが、職員の転勤先を決める話し合いが各本部で行われています。翌年の空席ポストを年末12月に発表し、それを全職員が閲覧できるようになっています。もちろん、組織内のウェブサイトなので、外部の方には見ることができません。それを、転勤の時期に当てはまる職員が、選んで応募するのです。上限はなかったかと思いますが、3つのポストまでは、優先順位を決められたかと思います。

応募できる期間は、1か月間ほどだったと思いますが、それが集計されて、誰をどこへ配置するかの話し合いが行われています。これは、結構面白い仕組みだと思います。日本では、転勤などの配置の話は公になるようなことはありません。しかも、その配置ごとに、一定の勤務期間が決められているなんて、あまりないと思います。そういう点では、オープンな組織風土なんだなぁと思います。

去年の12月の時点で、僕はここでの勤務1年を過ぎていたのですが、応募しませんでした。2年は、ここに勤務しようと決めていたからです。もともと、契約書も2年と書いてありましたし、その気でいました。フィールド勤務は、通常2年間の勤務が奨励されています。何かの都合により、1年で去ることはできますが、まぁ2年のほうがいいのでしょう。

転勤、配置、役職、昇進、これらは組織で勤務する者にとっては、常に頭の中にもやもやと存在するものです。自分一人の進む道だけでなく、周りの歩んでいる道をも見回して、自分はどうなるかと考えるのです。

こういう時期は、どこか事務所内の雰囲気がそわそわしていて、仕事が手についていない感じです。もちろん、長期的なプロジェクトに関わっている人は、少しずつ手を抜き始めます。当然ですね、自分がいる間に結果が出せないものに、時間を費やすなら、終わらせられるところに神経を集中させたほうが生産的です。

しかし、その周りで働いている‘残る職員’は、結構大変です。責任の量が増えてくるからです。そして、去っていく人がどんどん無責任になっていきます。人として、理解できるし当然の振る舞いなのでしょうが、面倒なものです。無責任な発言も増えてきます。

あと1年頑張れるのでしょうか。夏には、妻の出産で帰国する予定なので、実質働いている期間は、それほど長くはないにしても、最近のストレスはちょっと度を越しています。ストレスの解消法を考えるというよりも、どのような立ち位置で仕事をするべきかをもう一度考え直さないといけないのかもしれません。
posted by atsushi at 15:45| Comment(0) | 国連職員としての日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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