2012年07月20日

国連インターンシップ

うちの部署に今インターンが2人、ボランティアが1人来ている。彼女たち(みんな女性)は、ある職員の下について働いている。毎日それなりの仕事を与えられているようで、パソコンの前に座りカタカタやっている。僕とは仕事上の接点がないので、いったい何をやっているのか知る由もない。

僕もニューヨークの国連事務局でインターンシップをしたからよく分かるが、周りがいったい何をしているのか分からなかったし、周りも僕のやっていることを知らなさそうであった。ある朝、突然インターンがやってきて、ある人の元で働き始める。特に紹介もなく、何をやるかも不明確なまま、ただ日が過ぎていく。フレンドリーに話しかけてきてくれて、お茶でも飲んだりして、突っ込んだ話をしない限り、さらっとした人間関係のまま通り過ぎていく風のような存在となる。

インターンシップは、時間とお金の投資である。少なくとも僕はそうやって考え、投資リターンを絞り込まなければいけないと戦略的に考えていた。実際にそこで得られる社会経験は、どれほどのものか、と疑問に思っていたし、履歴書を飾るためだけでであれば、戦略としては下等なものだと思う。少なくともただで働いているのだから、それなりのお土産(労働に対する対価)を持ち帰らなければもったいない。

しかし、基本的にはこのインターンシップという仕組み僕は反対である。受け入れ組織側、参加する個人側、いろんな理由付けはできるにしても、実際には確たる戦略の無いままやっているところがほとんどで、お互いにとてももったいない。組織としては、若い人の新しい知識を入れるなんて謳っていても、実際にそんな提案出されたらうっとおしいと思うだろうし、まともに取り合ってくれる人なんてあまりいないのが現状。

受け入れプログラムの確立はされてなく、自己紹介すらないまま空いている席に陣取り、人知れず毎日カタカタやっている。まぁ、ここまでひどいのは国連組織だけなのかもしれないが、これも社会経験といわれると首を傾げてしまう。経験は、あるものを任されて、責任を分担させられたときに、人は本気になってそこから学ぶものだと思う。人の経験を話を聞くだけで自分の経験に変えらるような聖人はいるかもしれないが、極めて稀なのが現状。人の過去の失敗を自分の糧に変えられたらどれだけいいだろう。しかし、「歴史は繰り返される」という言葉にあるとおり、同じようなことが起こるものなのだし、その原因は人が同じ過ちを犯すところにある。

とはいえ、今来ている人たちに僕の経験談を少しずつ話している、押し売りしないよう気をつけながら。社会的地位なんて関係なしに、「一期一会」の精神を大事にしたい。僕たちの世代も悩んできたが、今20代前半の若者も同じように悩んでいる。閉塞感漂う世の中だ、ブレークスルーなんて言葉が巷を駆け抜けるが、なかなか難しい。

今日は、金曜日。明日は、イタリアに来て初めてのアウトドア!隣の州の国立公園を歩いてくる。いい気分転換になるだろう。
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2009年03月19日

ちょっと遅くなった最後の週のご報告

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こんにちは。今は、FranceParisからこのブログを更新しております。先週が、インターンシップ最後の週でしたが、いろいろと飲み会飲み会そして飲み会があったので、なかなかアップデートできませんでした。いやぁー、毎日遊んでいました。と言っても、これも人脈形成の一環ですもんね演劇。友達は、大切にしないと手(チョキ)手(チョキ)

さて、ここで遅ればせながら、先週起こった出来事など報告しようと思います。相変わらず、仕事はやっていませんあせあせ(飛び散る汗)。と言っても、人に会うことが僕の中での仕事なので、自分の物差しでは、かなり仕事はやったといえるでしょうexclamation タイミングを計ってメールを送る、そんな戦略的なことを常に考えていたので、水曜にある人に会いたければ、月曜にメールして、火曜にフォローアップの電話を入れて、水曜のアポを取る。こんなふうにして、先週から人に会う予定を全部入れていました。手段会う口実なんていうものは、何でもいいのです。コーヒーを一緒に飲みに行くでも、昼ご飯を食べにいくでも、それがだめなら、ある資料に興味があるから、譲ってくれないかと言ってオフィスを訪れるなどなど。その時の状況、自分の立場、部署の仕事内容、相手の雰囲気等を見て、会う口実を作るのです。会えばいいのです。会うことが何よりも重要です。そして、会って話がしたいんだという印象を植え付けることが大切なのです。

そして、最後の週にすること、それは将来のことを約束してもらうことです。前回も書いたように、次の6ヶ月間で何もしないのではなく、出来れば会いに来ること、メールや電話だけではなく会うことがベストと言いました。その再渡米の際に、会ってくれないかと訪ねることなのです。そして、今後何度かメールや連絡をしてもいいですかと、了解を取ることなのです。それが、ひいては2ヶ月後3ヶ月後の再会の時に、連絡するきっかけを与えてくれるのですパスワード。せっかく築いた人間関係を失わないために、こちらから積極的に連絡しなくてはいけません。そして、会ったあとには、次の予定を記入した感謝のメールを送るのです。それが、次にメールをする時の過去のメールとして、貼付けるようにするのです。そうすることで、2ヶ月後3ヶ月後にメールをする時に、どう書き始めたらいいのか、考える必要がなくなるのですハートたち(複数ハート)

こんな戦略的なことばかりを考えて、人付き合いをしているわけではないけども、いかにしてこの組織に入っていくか、そして残っていくかを考えればやる必要がありますパンチ。人は、いろんな業務を抱えているし、メールを送るだけでは、見ていない人も大勢います。受け身の姿勢では、相手が持つ自分へのイメージもいいものではありません。押し過ぎることなく、積極性をアピールすることをしなくてはいけません。仕事を一生懸命していたら、人は見てくれるなんていう日本人がよく持つ性善説はここではいっさい通用しません。そもそも、インターンがする仕事なんて、限定的なものでしかないのですから。

今日は、大まかに人脈形成におけるメールの注意事項を書きました。これからのフランス生活で、フランス語を出来る限り身につけるつもりですが、それだけするつもりではありません。昨日、この国で携帯電話を使えるように新しいSIMカードを購入しました。それによって、もし本部や地域事務所から連絡を取りたければ繋がるようにしておく必要があります(いつインタビューがあるか分からない!)。タイミングを逃さないように、出来る限りの準備をしておかなくてはいけません。ただ、バカンスを送ったり語学を学ぶだけでは、芸がなさすぎます。ここでの生活も、ずっと国連とつなげておく必要があるのです。

それでは、またフランス滞在の様子をお伝えしながら、インターンシップ後の出来事もしくわ、インターンシップ中の出来事や感じたこと等、書き漏れの部分をアップロードしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

何か、コメント質問等ありましたら、なんでもどうぞ!
それでは、Bonne journée
posted by atsushi at 22:48| Comment(0) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月14日

国連 就職、雇用情報

就職情報 その1

前回お約束したとおり、今現在僕が知っているだけの国連の就職について書いてみようと思います。今から、書くことはかなり内部について書くことになりますし、外務省国連機関が触れてほしくないことを書くことになるかもしれませんあせあせ(飛び散る汗)

まず、その前に前回の投稿から間違えを発見したので訂正します。PKOミッションに勤務する日本人職員の数は、24人います。4人ではありませんでした。一の位の4だけ覚えて書いてしまいました。すいませんバッド(下向き矢印)。しかし、専門職員6,278人のうちの24人というと、全体の0.4%でしかありません。やっぱり、少ないですよね。(2007年10月末現在、外務省の資料より参照)

国連という機関は、どこの国にも属さない、どこの国にも偏らない公平な機関パンチ、そういうテーマを掲げていますね。でも、本当にそうなのでしょうか。そういうことが、この世の中で本当に可能なのでしょうか犬犬犬。国連職員になる道は様々なものが用意されています。競争試験、JPO、もしかしたらインターンシップも(広い意味で)。しかし、職員のほとんどが、各国政府で働かれたことのある人達です。プライベートセクターからの人も多くいますが、何となく感じているのは、やはり政府機関で働いていた人は強いということです。それは、どうしてか。各国は代表部(Permanent Mission)をニューヨークに在駐させています。彼ら、いわゆる参加国(Member States)は、様々な見えない力を持っていて、予算を決める時に抱き合わせで、その国の職員を雇うよう働きかけたりするからです。これは、ほんの一例ですが。

国連には、いろんな部署が存在しますが、その上のトップの人がとある国の人で、そのとある国が戦争をしたとします。使ってはいけないものを戦時中使ったとして、それに対してどういう対処をするでしょうか。本当に、母国に加担しないような発言や行動をその人がとれるのでしょうかexclamation&question。先ほども言ったように、彼らの多くが元国家公務員という、母国と太いパイプを持った人が多いのが現状です。職員の構成をしっかり調べたわけではありませんが、職員の割合構成は、国連の陰なる部分を見せるものだと思います。どうして、こんなことを気にするのか、知る必要があるのかというと、それは、就職や昇進にそれなりに関わるからですダッシュ(走り出すさま)

日本の企業や役所の世界では、それなりに、経験年数と仕事への貢献が評価されて、上に行くものだと思います(もちろん、その人の世渡り上手な部分や、重要な知人の有無なんていうのは大きく影響するでしょうが)。僕は、ここへ来て1ヶ月経ちましたが、国連の仕組みについては、ある程度分かってきたつもりです。ここでの昇進は、自分の仕事への達成度や貢献度、これらは言ってしまえばほとんど考慮されないのですがく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)。残念ですが、それよりも、誰を知っているか、誰と仲がいいか、誰が押してくれているか、それが重要なようです。誰も、この組織では助けてくれません。自分のネットワーク力にかかっているのですむかっ(怒り)

職員になっても、ずっと、履歴書を更新して、次のポストへ応募していかなくてはいけません。職員になったらあとは安泰なんて仕事ではありません。ここが、日本のいわゆる公務員という感覚と大きく異なる所です。なぜなら、短期のポストがほとんどだからです。6ヶ月や1年なんていうのはざらで、2ヶ月なんていうものもあります。それを、ドンドンこなして、勤務していくのです。職員は、常に自分のポストの心配をしているのです。国連職員に応募する時に、PHPを書きます。その項目の中で、6ヶ月の仕事でも受けますか、という問いがあります。これは、そういった短期間の組み合わせで仕事が成り立っていくという現状を受け入れますかということです。

崇高な使命感国際貢献への情熱、これを持ち続けることができるのでしょうか。あ、ヤバい、ちょっと話が固くなってきました。

まぁ、とりあえず、人は家族を持ったり、両親の世話をしたり、現実的なものが発生して来るのです。日本人の職員が増えない理由、辞めていく職員がいる理由は、こんな所にもあるのかもしれません。そして、国連職員というハードルの高い、狭き門をクリアしても、退職後に移っていける場所が、教職への道くらいしか見いだせないのも、やっぱり問題ですビル

なんか、いつも話がそれる気がするし、書きたいことが書けない気がします。自分から情報を発信する難しさを痛感しています。今日は、ちょっと愚痴っぽい話をしました。最近、内部の雇用状況を知れば知るほど、なんて不公平なんだろうと思うからです。でも、中にいるから分かることって多いのです。僕は、情報を閉じ込めておいてもいいことはないと考えている方です。いかにして、透明性を維持して、お互いの利益をもたらすことができるかを考えています。

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この写真は、ニューヨークの信号です。点滅の赤をとったつもりですが、写真は時間が止まってしまうので、「止まれ」としか分かりませんね。やめろ!っていうメッセージじゃないですよ。考えましょうというメッセージのつもりです。さて、次も就職というか、雇用情報を載せたいと思います。まぁ、これが僕のニューヨークに滞在する理由ですから。

最近は、ずいぶんと暖かくなってきましたわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)

posted by atsushi at 06:58| Comment(2) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

国連改革って!?

国連改革とは、日本人職員数の増加への対策ひらめき

最近は、訪問者用の門を通り、そのまま地下を抜けて、コーヒーを買ってから事務所に行くので、この歴代の事務総長の絵が飾ってある廊下を通らなくなっている。久しぶりだから、ちょっと写真に収めてみた。実は、これイランかどっかからの贈呈品で、ペルシャ絨毯で出来たものだ。触れないけど、気持ちよさそう猫

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前にも書いたと思うけど、NYのコーヒーは安い。特に、国連内部では税金がかからないので、コーヒー1杯、1ドル5セントから飲める。いつもは、そこに牛乳を少し多めに混ぜて飲んでいる。朝と、昼食後に1杯ずつ。実家のおばさんは、喫茶店を経営しているので、それを思い出しながら飲んでいます喫茶店

今日は少し、国連改革についての固い話をしてみたいと思いますふらふらふらふらふらふら

国連における日本の分担金に対して、勤務している日本人の数が極端に低いと言われています。だから、国連は日本人にとっては、比較的入りやすい職場で、日本人というだけでチャンスがあるんだと。それは当たっています、いわゆる拠出金に対する地理的配分を考慮しないといけないと決めています。日本は、約19パーセントの国連予算を出しているアメリカに次いで世界2位の国です。ということは、職員の19パーセントは日本人でなければいけない、100人いたら19人が日本人でないといけない、これが地理的配分という意味です。しかし、それをさしているのは本部ニューヨークの、しかも専門職員(P職員)だけなのです。Gやコンサルタント、またPKOなどの現地事務所は対象になりません。だから、日本人をみることがほとんどないのです。でも、中国人は多い。彼らのほとんどが、Gスタッフやコンサルタントですが、その多さにびっくりします。しょうがないけど、寂しいなぁもうやだ〜(悲しい顔)

PKOなどの現地事務所では、その地理的配分は考慮されませんパンチ。だから、日本人だからって採用時に若干下駄を履かせてもらえるというわけではありません。じゃあ、本部のP職員は、日本人にとってそれほど有利なのかというと、日本の政治体制がなかなか変化できないのと同様、こういう官僚組織はなかなか変わらないのが現実です。他の国の既に働いている人を削ってまで、日本人のポストを作ろうなんてことにはなりません。当然ですよね。だから、あと何年後には、拠出金に見合った日本人職員数になるなんてことは、ほぼ言えないのです。ただ、日本でも、そうだと思いますが、これから5年ほどで、上のポストの人達が多く退職を迎えます。これが、付入る隙を与えるかもしれません眼鏡

ちなみに、PKOなどの現地事務所には、日本人が確か全部で4人くらいしかいてないはず。すごい状況ですよね。すごい巨額のお金を出しているのに、いかに日本という国が人的貢献をしていないか。「鶏が先か、卵が先か」の話と同じですが、PKO等に人的貢献(いわゆる軍隊や文民の派遣)がなければ、そこの国連職員も少なくなります。当然、その影響で、本部の人員も少なくなるのです。国連における日本人増加には、根本的な日本政府の体制を変化させる必要があるのです。それを考えない、政府の国連改革など実は、外野のぼやきでしかないのが現状です音楽

まぁ、いいや。今日はこの辺で。次は、今知っている就職情報を書く予定です手(パー)手(パー)

posted by atsushi at 14:24| Comment(1) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

コメントへの返信 No.2

国連で働くということ コメントへの返信 No.2

コメントへの返信第2弾ということで、今回はニューヨークでの生活について話してみたいと思います。

僕は、今まで33年生きてきた中で、この街が一番家賃の高い街だと思います。ニューヨークという街は、5つの区域に分かれています。誰もが知っているマンハッタン、ブルックリン、ブロンクス、クィーンズ、そしてステイトンアイランドです。この中で、僕は、中心のマンハッタンで暮らしていますが、普通のアパートで2500ドルくらいはすると思います。もちろんピンキリですけど。

そして、僕は、そのキリの方で暮らしています。セントラルパークよりも、もう少し北のコロンビア大学の近くで、大学の学生と一緒に学生寮の一室を間借りしています。ひと月で、800ドルです。現時点では、1ドル90円前後ですから、7万2千円程度と割安ですが、ちょっと前までの120円台であれば、10万円近くしていたことになります。あ〜ほんとに円高でよかった。

しかも、この800ドルで自分の部屋が持てるアパート、なかなか貴重です。周りのインターンは、1000ドル程度払っているのが普通です。国連職員の皆さんは、どれだけの家賃補助がでているのか分かりませんが、2500ドルから3500ドル程度の家に暮らしているようです。もちろん、これもピンキリでしょうね。

しかし、安いものもあります。例えば、定期券代。1ヶ月81ドルで、地下鉄もバスも乗り放題です。これは、かなりお得です。週末でももちろん使えますから、本当にお得です。それから、コーヒー。僕は、かなりコーヒーが好きですが、1杯だいたい1ドル50セントで飲めます。しかも、日本のいわゆるアメリカンです。これは、かなり感動しました。なるほど、アメリカンね、って思いました。何度も言いますが、僕は、コーヒーが大好きです。

通勤に1時間弱かかります。地下鉄は、かなり混みますが、東京と比べたら優しいものです。まぁ、東京で暮らしたことはありませんが、想像ではおそらくそうでしょう。

食事は、自炊がメインです。でも、インターンシップ仲間と時々ご飯を食べにいったり、飲みにいったりします。それでも、みんなあんまりお金がないので、気楽に食べられるところへ出掛けます。

そうそう、国連ビルの内部の食堂は、結構高めです。まぁ、これでも外でレストランに行って、食べるよりかは安いでしょう。そうですね、僕は節約生活なので、昼ご飯は、だいたい5ドル前後で押さえています。

仕方ないですよ、だって、インターンは完全に無給ですから。2ヶ月のインターンシップでのNY生活、全部で50万円くらいは必要でしょうね。もちろん、飛行機券や住む所にもよりますが。

まぁ、ざっと書きましたが、少しずつこのブログを読んで参考にしてください。全ての情報を、いっぺんに書くのは無理ですね。書けるかなぁって思いましたが、書いているうちに無理だと、分かりました。それでは、自分の部屋からの景色と、最近調理したシャケのムニエルと、サラダの晩ご飯を掲載します。美味かったですよ。
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posted by atsushi at 14:03| Comment(0) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月03日

国連で働くということ コメントへの返信

国連で働くということ コメントへの返信

今日は、2月2日の月曜日。国連事務局でインターンシップを始めてから、丸々3週間が過ぎ4週目に入りました。手(チョキ)

そこで、僕のブログにコメント直接質問をくれた方がいらっしゃるので、この場を借りて、その質問への返答をしてみたいと思います。そうそう、出来れば、これから質問はコメントでしてもらえると、みんなにもその質問内容が分かるし、いろんなことを共有でき、お互いのプラスになると思いますので、出来れば、そうしてください。

まず、よく聞かれるのが、インターンシップに選ばれたプロセスについて。これは、何ら変わったことはしていません。国連のホームページから、自分の登録をして、PHPを作成して送信しただけです。あとは、向こうからの連絡を待っていただけです。

今回、僕がしているのは、2009年の春期。約2000人が応募して200人強が来ています。でも、来られなくて辞退した人もいるはずだから、もう少し合格通知を受けた人は多いと思います。なんにしても、この大部分を占めるのが、中国人、インド人です。地理的配分等も考慮されるため、日本人にとってはかなり受かりやすいはずです。もともと、日本人のインターンシップの応募は極端に少ない傾向にあるそうです。

インターンシップは基本的に、大学院在学中の学生対象です。でも、僕のように大学院が終わったけど、卒業という区切りが来るまでに時間があるような学生が大半です。だから、インターンシップを終えて、すぐに雇用に踏み切れる人は、結構います。まぁ、その場合は、Pスタッフではなく、Gスタッフやコンサルタントですが。。。わーい(嬉しい顔)こう書くと、それってなんですかexclamation&question、という質問が来そうですが、これは後日説明します。

この辺りの話は、インターンシップが始まってから、考えてもいいことだと思います。僕のおすすめからすると、なるべく自分のフットワークを軽くしておくことですダッシュ(走り出すさま)。終えて、すぐに国に帰らないといけないだとか、次はどこへ行くと決めておかないことかもしれません。

僕はちなみに、インターンシップが終わる3日後にはパリに飛んでいます。まぁ、しょうがないですよ。こればかりは。あせあせ(飛び散る汗)

今日は、久しぶりに国連ビルの前で記念撮影をしました。顔を載せましたが、悪用しないでくださいね、目くれぐれも。これで、僕が実在の人物だということが分かると思います。

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次は、どんな仕事をしているのか、どんな暮らしをしているのか簡単に書きたいと思います。

コメントは、この細々としているブログの励みです。皆さんの声をお待ちしています。全て、いっぺんに説明するのは無理かもしれませんが、必ず(答えられる範囲ですが)返答していきます。手(パー)





posted by atsushi at 13:40| Comment(1) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

旧暦のお正月

旧暦のお正月

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今日のお昼ご飯代は浮きました。

僕が勤めている22階の一つ上は、中国語翻訳の部署です。そこの友人に、旧暦のお正月を祝うから、おいでと誘われました。本当なら15ドル払わないといけないみたいだけど、祝いの席ということもあって、もみくちゃになって結局うやむやになりました。これだけの御馳走がでたから、払ってもよかったけど。まぁ、ラッキーでした。

中国人って、どこに行っても、しっかり団結しているんだなぁと思いました。パワーに圧倒されながら、少し羨ましく思いました。

日本人は、本来ならば、この国連で2番目に大きな人種でなくてはいけないはずなのに、ここに来て2週間、まだ2人しかお目にかかっていません。一体どこにいるのですか、日本人の方々。

国連公用語は、6カ国語。英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語、そして中国語です。そのため、それぞれの言語用に翻訳の部署が設けられていて、そのための職員が勤めています。23階は、全てが中国色です。確か、9階がフランスだったと聞いています。そこにいけば、ワインにチーズという催しをやっているのでしょうか。

面白そうですね。

さて、この料理、美味しかったですよ。久しぶりにお腹いっぱい美味しいものを食べました。お昼は睡魔との戦いでした。
posted by atsushi at 05:44| Comment(1) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月16日

緊急総会

ga63emg.JPG第63回総会 緊急総会

国連における総会(General Assembly)は、国家の唯一の立法機関である国会に似た性質を持っている。ここで決める物事に、強制力がないところが大きく違う点だが、192の国連加盟国の共通認識として確認される重要な事項になる。こう書くと、表現が硬いなぁと思ってしまうが、分かりやすくいえば、全員で話し合いましょうという場所なのだ。

通常、毎年9月に始まって、1年間続いて、次の9月に会は次の数字になる。去年2008年の9月から、第63回になっている。これは、1945年の国連設立から63年経った2009年になっているからだ。

通年、1月は会議をしていないそうだ。年が明けて、まぁのんびりやろうってことなのだろうか。しかし、今は、そうは言っていられない事態が起きていて、そのため緊急総会を開催することになった。そうは言っていられない事態とは、パレスチナとイスラエルの問題だ。パレスチナのハマスに対して、イスラエルが攻撃をしている。これにより、100人を超える人が既に犠牲になっている。そのなかには、子供や女性を含め、さらには、国連職員までもが命を落としている。

とまぁ、これだけ書けば、どれほど緊迫した雰囲気で、会合を開いているのだろうかとなるが、今日見に行って、かなり拍子抜けした。朝10時に開始。傍聴席のようなところに座り、6カ国語が聞こえるイヤホンを耳にはめ、開始を待った。しかし、各国の国連大使はのろのろと談笑しながら、時間を守ることなく、部屋に入ってきて、結局始まったのは、11時に近かった。

こんなもんなのだろうか。現地で命を削りなんとかしようとしている人達がこの光景を見たら一体なんて思うだろう。国連のやっていることなんて、振りだけなのか。そう思うに違いない。実際、僕もそう感じた。

パレスチナ、イスラエルそれぞれの主張を聞いた。実際の声明というのは、用意された文章を棒読みするという、ダイナミックさに全く欠ける行為だった。もっと白熱した議論が行われるのだろうかと思ったが、コメントを出している当人たちも、その真剣さがあまり表に出ていない感じだった。

まぁ、いいや。とりあえず、会議場の写真を載せよう。政治というか、外交ってこういうものなのかもしれない。
posted by atsushi at 12:58| Comment(0) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月15日

今日のお仕事

unbuilding.jpg今朝は、6時半に起床し、7時半に家を出る。国連ビルまでは、約1時間かかるコロンビア大学の学生宿舎に滞在している。計算上は、8時半に着くことになるが、少し早い時間に移動するだけで、いろんなものがスムーズになる。地下鉄の乗客は少なくなるし、道行く人も心なしか、少ない感じがする。

しかし、何よりも気分がいい。

朝は、やっぱり気持ちがいい

ニューヨークに来てから、昼間の国連ビルをまともに見ていない。だから、今日は写真に収めてみた。こうやって、ブログに載せることができるのだろうか。文を書くのも始めてだが、写真を投稿するのも始めてで、上手く反映されるのかは不明だ。

午前中は、図書館で国連関係の書類に関する講義を受けた。2時間くらいのものだったが、途中何度も集中力が途切れる。しかし、どうしてこうも、事務的というか、仕組みにこだわるんだろうか。まぁ、上手くまとめなければ、後で見た時に苦労するのは分かるんだけど。。。しかし、そんなつまらない講義でも、少しはためになったと思う。

午後は、セクハラについての講義をネット上で受ける。まぁ、こんなにも人種が入り交じった職場は、世界広し、といえどもここくらいなもので、共通認識を作り上げるというのは、難しいものがある。

そして、5時には、帰る用意をする。まぁ、始まって1週間だ。そんなに根をつめてやる必要はない。ましてや、インターンシップなんだから。ゆっくりと勉強しながら、吸収して、そして、最終的にみんなの助けになればいいなと思う。

posted by atsushi at 13:41| Comment(0) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

国連インターンシップ初日

今日は、待ちに待ったインターンシップ初日exclamation

国連ビルは、ファースト・アベニューに存在する。グランド・セントラルという地下鉄の駅が最寄り駅だけど、ここから10分くらい歩かなくてはいけない。この辺り、ものすごいビル群だビル。一つ一つの建物が果てしなく高い。もう、ほとんど空を見ているような感じだ。こんな大きさのビル、一つでも大阪にあるのだろうか。もしくは、東京だったらあるのだろうか。

ニューヨークの街は、かなり見えないルールが存在しているようだ。そう、まるで日本のように。人は、右側通行で歩いている。これは、車の右側通行からきているのだろうか。階段を歩くときも、右側通行で人は行き来している。僕は、そうとは知らず、左を歩いていたが、ふと後ろを振り返ると、誰もいないことに気付き、なるほど右側通行か、と分かったのだ。おもしろい。こんなことは、オーストラリアにはない。それほど、人口が密集して、共存精神がなくてもやっていけるような国には、このような見えないルールを作る必要がないからだろう。まぁ、これは僕だけが感じたことかもしれないが。

日本は、左側通行だ。大阪を除いては。これは、サムライ文化と商人文化の違いと昔誰かから聞いたことがある耳。サムライは、左に刀を着けており、右に壁があると刀を抜きにくい。だから、左に寄って、敵が来てもすぐに刀を抜けるようにしていたという。反対に、商人は、右の袖にお金を入れていたので、それを守るために右側によって歩いていたと聞く。まぁ、真実のほどは分からない。

でも、事実だけを見ると、大阪人の僕としては、ニューヨークの右側通行は親しみを感じる。

10時からオリエンテーション開始。9時には、入場してくれと、事前にメールをもらっていた。手続きに時間がかかるから、というのがその理由だったけど、到着してみて事情が分かった。セキュリティがなかなか厳重だった。まるで、空港の税関を通るときみたいだった。金属探知機、赤外線等々、それに、ガードマンの数もかなり多かった。

今日だけで、いったい何人の人に出会っただろう。やっぱり主流は、ヨーロッパ人たちだ。ニューヨークから近いから。アジア人は少なかったなぁ。日本人は、僕のほかにもう一人いたような気がするが、まだ話してはいない。イラン、スペイン、フランス、ウクライナ、韓国、中国、そしてもちろんアメリカ人と話をした。そうそう、あと、おもしろいナイジェリア人に会ったなぁ。彼は、未だ今晩の寝るところが決まっていなかった。

明日は、とうとう本格的にパスをもらって、自分の受け持ち部署に配属される。しかし、国連のビルは、きらきらと輝いている。そして、そこからの景色はものすごくいい。また、明日も楽しい日が迎えられそうだ。手(グー)


posted by atsushi at 12:39| Comment(0) | 国連インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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