2010年04月19日

無意味なカレンダーの赤色日曜日

なぜカレンダーの日曜日は赤色なんだろう。何度も言っていますが、スーダンを含むアラビアの国では、日曜日は週初めなところが多い。その地元の風習に国連機関も従って、金曜と土曜を週末にし、日曜から人々は働いています。だから、働いている平日が赤い色なのは、なんだかとても損しているような気がします。

僕の属している部署には、二つの事務所があります。ひとつは、実際に航空機を間近に運用している空港事務所。そして今現在、主に僕がいる予約とスケジュール作成を担当する本部事務所です。僕は、そこの一番偉そうな(実際にえらい!)部屋でこの二つの事務所に属している職員を監督しながら、未来の動きを考えています。いわゆる、頭の部分を担当していて、空港の人たちは、その意思を実際の動きとして手足のように動いています。

どれも甲乙つけがたい重要な仕事ではあるし、どちらにも面白い部分はあります。基本的には、頭からの信号が手足に伝達されますが、その逆の手足が頭を刺激することもあります。とりあえず、この部署の頭脳である僕は、ここ数日書類ばかり読んでいます。本当に正しいことは何なのか、どこにその答えは記されているのか、簡単に言うと、「根拠はどこなんだ!」ということを学んでいます。

これをふまえないと、とても説得力の欠ける発言になり、人からの信頼を失います。前の職業である公務員の時は、これを適当にやるばかりにどれほど上司からどやされたか数え切れません。しかし、その経験が活きていて、しっかり理解しようと努力しています。

英語の文書を読むのは、英語を母国語としている人もしくはより得意な人のほうが得だと思う方がいるかも分かりません。僕もずっとそう思ってきました。しかし、そうではないことが今は断言できます。特に、仕事に関しては、間違いなくやるかやらないかです。根気よく、書いてあることを紐解き、実際の作業に照らし合わせながら、理解しようとすれば、そこには言語力の差などあまりないと思います。

実際に、今の部署の運用作業は、既に僕が一番理解しているのかも分かりません。同僚は、ここに1年以上いますし、彼の英語はほぼ完璧ですが、分かっていないことが多々あります。まぁ、それも地位がそれをさせたのかもしれませんね。彼は、いつも2番手だったので、責任を真っ向から受けることがなかったのです。その点、僕は、来て4ヶ月ですが、部長になっているため、すべての責任がやってきます。地位が人を作るということなのでしょう。

とまぁ、赤色の平日である今日も、まともにそしてかなり熱心に仕事をしてしまいました。そして、明日もがんばるでしょう。努力を重ねれば重ねるだけ、楽になるのです。努力は、自分が楽をするためにするものです。
posted by atsushi at 04:42| Comment(0) | 国連職員としての日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月31日

2009年の総括

このブログを初めて、これで33回目となりました。開始は今年の1月1日。丸1年が経ちました。開始した時は、1年間もブログを続けられるのか全く見通しのない状態でしたが、どうにか忍耐強い読者様のおかげでここまで来ることができました。

まずは、なによりも、「ありがとうございます」と言いたいですわーい(嬉しい顔)

一方通行のこういったブログという方法での情報発信では、読者の方々のコメントが唯一の喜びであり、自分への活力です。国連職員、またはそれを目指している方々、国際的な仕事に興味のある方への情報提供をすることによって、誰かのお役に立ちたいと思っていましたが、振り返って見れば、自分を支えてくれるものに変化していましたペン

開始した当初は、まさか自分がダルフールという土地で本年度の総括をしているとは考えてもいませんでした。フィールドで勤務をしても良いとは思っていましたが、まさか最近まで紛争をしていた国で、それも人道支援の最前線の専門機関で勤務することになろうとはあせあせ(飛び散る汗)

これこそ、国際的な仕事の面白い部分であり、ダイナミックワクワクする醍醐味だと思います。このニアラという街に来て、1週間ほど経ちました。そして、昨日また引っ越しをして、航空関係者が滞在するCrew Houseにやってきました飛行機この部屋にはあと1ヶ月はいそうです。そして、最終的には、この建物の最上階で滞在することになりそうです。今朝、大晦日の朝日をその屋上から写真で撮りました晴れ

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どうです?結構良いと思いませんか。何も無い所ですが、仕事があって、仲間がいて、誰かのために役に立っているのなら、他のものはそんなに必要ではありません。適度に、外国にでる機会もありますし、その都度ストレスを発散すればうまく生活していけるのではないかと思いますexclamation

これからも、今まで通り細々と日々の暮らしを書いていきます。仕事のこと、私生活のこと、夢のことなどなど。どうぞ、今後ともよろしくお願いします。そして、ほんの小さなことでかまいません、コメントを残して頂ければ、嬉しく思います。

今日は、帰りに空港近くのIDP (Internal Displaced People: 国内避難民) のキャンプの近くを通りました。子供達がたくさんいて、楽しそうに遊んでいました。UNの車が通るたび、みんなして手を振っていました。無邪気なこのような子供達が、少しでも良い暮らしができるように願って止みません。

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とある喫茶店

それでは、みなさまよいお年をお迎えくださいexclamation×2
posted by atsushi at 22:19| Comment(2) | 国連職員としての日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

自分の持ち場へ

とうとうこの日がやってきました。まだか、まだか、と待っていたという思いと、現実を見るのが怖いという思いが混ざっている中、とうとう明日出発します南ダルフールの街ニアラへ。

ここのチーフの意向では、年明けの第一週までをこのハルツームでの研修期間としていたのだけど、僕が早めてくれと言ったために2週間ほども早まり明日になりました。移動の前倒しが決まった時は、嬉しかった反面、いったいここでの研修ってどれほどの重みがあるのだろうって、少し気が抜けたのを覚えています犬

この国に入国してから、計3週間このゲストハウスに滞在したことになります家その間、いろんなことを学んだのと同時に、この組織の脆弱性も垣間見た気がします。

なによりも、僕が担当することになるUNHASという航空業務には、チーフの他に正規の専門職員がいません。オフィサーという肩書きを持っている者も、そのほとんどがコンサルタント契約の職員です。

当然、僕の方が地位は高くなります。そうなのです、今日チーフと話してはっきりと分かったことは、僕はニアラでの業務における責任者になるのです。向こうには、2人のオフィサーがいますが、ベテランの方の一人が、一ヶ月くらいで、移動になるそうです。

そこから、僕が責任者となります。もっと正確に言うと、その人もコンサルタント契約だから、実は行った瞬間から僕がニアラのチーフなのです。

恐ろしいあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

国連本部でインターンシップをした時、コンサルタントとはいったいどういうものかしっかりと見てきています。日本で認識されているような、専門家色のある地位ではなく、契約社員という言葉が無い代わりに使われている採用区分なのです。

彼らは、3ヶ月や6ヶ月の短期の契約を更新しながら勤務していくとても不安定な身分の職員です。しかも、正規職員と比較すると福利厚生やそもそもの給与体系に大きな開きがあります。

まぁ、とにかく、正規職員(いわゆるInternational Professional)はとても少ないのです。UNHASという業務自体が組織内部で軽く見られている現れなのでしょう飛行機

ただ、その分だけ一人の持つ裁量権は大きく、ここでいろいろ学べそうだという気もします。向こうには、いったいどれくらいの現地職員がいるのでしょう。ダルフールで一番大きな街の空港なので、50人くらいはいるのではないでしょうか。そして、契約している航空会社の社員も入れたら、70人くらいにはなるのではないでしょうかむかっ(怒り)

リーダーシップ、これがとても必要になるでしょうひらめき

さぁ、気合いを入れていきましょう。面白くなりそうです。やっぱり仕事とは、こうでなくっちゃいけない。難しそうな仕事ほど、面白く、達成感があるのです。

明日からは、たくさんの仲間とともに共同生活が始まります。私生活、仕事模様、これからより実際的な内容をお届けしていきます。

事務所からの帰り道、一枚の写真を撮りました。ボロボロの道ですが、所々に緑があり、そしてが咲いています。日本は今、とても寒いそうですが、こちらはとてもとても暑いです。乾燥しているから良いというけど、乾燥していても暑いものは暑いのですたらーっ(汗)

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posted by atsushi at 05:23| Comment(0) | 国連職員としての日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

滞在すれば見えてくるもの

ここに来て2週間が経とうとしています。この街の暮らしもずいぶんと慣れましたし、いろいろ分かるようになりました晴れいったいどこに行けば、マトモな(外国から輸入された)物が買えるのか、マトモな物が食べられるのかがモータースポーツ

この街での1泊US75ドルというのは、全く高くないということが分かりました。他にも安いところがあるようですが、汚かったり狭かったりするみたいです。それよりも、ここより高価なホテルの方が多いくらいです。どうしてなのでしょう、いったいそのお金はどこに行っているのでしょうか。五つ星ホテルがあって、そこは1泊400ドルだそうです。スーダンなのにexclamation×2

先日、日本大使公邸に行ってきました。大使館ではありません。大使のお家です。そこで、天皇誕生日レセプションが開催されたのですバーこの国に到着して、5日後くらいに大使館に在留届を出しにいったとき、招待を受けました。知り合いに送ってもらったので、どの辺りにあったのか全く分かりませんが、街の少しハズレのようでした。そして、セキュリティーの人数が半端ではありませんでした。各国大使も参列しているので、特別に多かったのか、いつもあれほど多いのか分かりませんが、軍隊の要塞のようでしたビル

あれも外交の場なのでしょう。僕は、今回は、ここにいる日本人に会うことと日本食を食べることを目的にしていました。いました、いました、多くの日本人が。JICANGO、そしてJPOで国連機関に働いている人まで。僕には、まだ名刺が無かったので、もらうばかりでしたが、それでもこれで連絡を取れる人ができました。日本食は、話に夢中であまり口にすることは出来ませんでした。

しかし、それよりも気になることがありましたー(長音記号1)

日本人の国連職員の服装ですブティックNGOの人、JICAの人、そしてもちろん大使館職員もですが、皆さん正装でした。そして、日本人ではない国連職員も。しかし、どうしたことか、日本人国連職員は、ネクタイもせず、ジャケットも着ていない人もいましたふらふらどういうことでしょうあせあせ(飛び散る汗)みんながみんなではないでしょうが。

ここスーダンの事務所では、ネクタイをして勤務している人はいません。暑いからです晴れジーパンの人もいます。ジャケットを着ている人は、おそらく寒いからという理由でしょう。その程度です。その慣習を、大使公邸でのレセプションでも引きずっているのでしょうか。

国連職員になるには、外交儀礼に精通し、数カ国後を操る語学力が必要とされるとうたっているはずです。まぁ、あんまり突っ込んだ話はやめにしますが、ちょっとがっかりしました。僕は、まだ職員になって2週間しか経っていないですが、先輩方注意してください。

話は変わって、今日はこれから、先日知り合いになった日本人の人達とお昼を一緒にしに出掛けます。いろいろとここでの生活を聞こうと思います。たくさんの人と話すことによって、状況というのはより明確になってきます。1人より2人、3人と情報の出所を多く持っておくと、多角的な物の見方ができるようになり、これは何をする上でも大切なことだと思います。

あと、私事ですが、今日を持って独身生活を終わりにしました。今頃、日本で彼女が婚姻届を出している頃でしょう揺れるハート12月12日、結婚記念日としては、覚えやすい日ですひらめき

では、この辺りの景色をお見せします。

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posted by atsushi at 17:42| Comment(4) | 国連職員としての日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

ハルツームからの便り第1弾

この街に来て3日が経ちました。今は夜中の3時ですが、今になって時差ボケが始まったのか、それとも寝苦しい夜だからなのか、それは分かりませんが目が覚めてしまいましたふらふら今の気温は何度なのでしょうか。25度はあるような気がしますあせあせ(飛び散る汗)

到着したのは、朝の3時くらいでしたがちゃんと空港に迎えが来ていました飛行機あんまり期待していなかったけど、このゲストハウスまでしっかりと送ってくれたし、しっかりしてるやんexclamation×2という印象を受けました。

到着した日は、イスラムの祝日だったらしく、事務所は開いていなかったため休養をとっていましたが、昨日から顔を出しています。今のところ、ここでの滞在は1ヶ月なのか2ヶ月なのか分かりませんが、やらなくてはいけないことが多いようですビルビル

とは言っても、しっかりと休日は休むので、日本の感覚で本気を出せば、1週間くらいで終わるような気がするパンチ人事の手続も、時間ばかりがやたらとかかるのは、働かない人がいたり、休暇に入った人が仕事を止めていたりするからだと思いますバッド(下向き矢印)

もちろん、まだ始まって2日しか経ってないから、分からないことだらけだけど、何となくそんな気がします曇りまぁ、最初だからってあんまり張り切り過ぎることはないでしょう。周りの動きを見つつ、今まで通り賢く生きていくつもりです。なにしろここは、国連機関なのですからひらめき

首都ハルツームは、いたって穏やかな普通の発展途上国の街です。危険な香りはしません。到着した日はあまリにこの街のことを知らなかったので、外出を控えましたが、だんだん慣れてきました。車(セダン)だって乗れるし、買い物に出掛けたり、外食したりすることができます。ただ長時間外にいると、口の中が砂っぽくなってきて、若干不快ですー(長音記号1)まぁ、それも慣れてくるのかな。

いまは、WFPが用意してくれたゲストハウスに滞在していますが、街の物価からするとかなり高いと思います。1泊US$75です。日本の東京でも、これくらいのホテルはたくさんあります。もちろん、ここには地元の人は滞在していません。外国人ばかりです。ここに来ると、国連関係者、NGOの人達、ばかりです。

普通に観光で入って来るようなところではないので、当然かもしれませんが、職探しにはもってこいのところかもしれません。遠く離れたところから、熱心にメールを送ったりするよりも、ここに直接来て人脈を広げていけば何かしらの仕事にありつける気がします。もちろん国連機関の専門職員は最初から無理だとは思いますが、それにつながるものには辿り着ける気がします。

さてさて、夜中ということもあり支離滅裂に書いてしまいましたが、これから少しずつ近況を報告していきます映画それでは、今日乗ったトゥクトゥクからの写真を載せます。むやみに写真を撮ってはいけないと資料に書いてあったので(イスラム文化の尊重)、まだビビりながらシャッターを押していますあせあせ(飛び散る汗)

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posted by atsushi at 09:51| Comment(1) | 国連職員としての日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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